2つのあやまち
子供の頃に父親のペニスを見ても、旅行で温泉に行っても多くの大人は自身のペニスと形状が違う事に疑問を持ちました。自身のペニスは亀頭が包皮で被われているからです。包皮を後退させると亀頭が露出する事は知っていましたのでお風呂に入る度に亀頭を露出させて溜まった白い垢を洗い流していました。そして洗った後はまた包皮を被せていました。亀頭を露出させたままパンツに擦れると大きな違和感があるからです。
やがて体が成長していくと勃起した時だけ亀頭が勝手に露出するようになりました。ちょうどマスターベーションを覚えた頃(中学2年)です。そのうちに平常時でも亀頭が半分くらい露出するようになりましたが2つの間違いによって私の仮性包茎は維持されることになります。
1つ目の間違い
亀頭が露出した状態ではパンツに擦れる違和感があるためパンツに手を入れて露出した亀頭に皮を被せる行為を無意識に行っていました。これは後に大変な後悔をしました。
2つ目の間違い
間違ったマスターベーションです。亀頭に包皮を被せたり露出したりする通称「皮オナニー」です。この方法は仮想的に膣性交するセックスと同じような状態です。潤滑剤不要でペニスの前後運動ができるので多くの男性が行いがちです。これは間違いなく包皮が伸びてしまいます。後に大きな後悔をしました。

2つの大きな過ちによって高校2年(17歳)になった頃には勃起しても亀頭を被うほどの重度仮性包茎となってしまいました。
矯正器具を試みる
高校生当時でも包茎手術は雑誌など知ってはいましたが価格が当時でも10万円前後で、しかも「手術」という文字だけで恐ろしいものがありました。
そんな中、亀頭のくびれに取付けて包茎矯正する器具を購入し試してみる事にしました。高校生の私にも手が出る価格だったのも幸いでした。装着すると確かに亀頭は常に露出した状態となりました。しかし余った包皮はあまりにも多い事もあってか、装着したまましばらくすると弛んだ包皮が大きく腫れてしまいました。寝る前に取付けると朝には腫れた包皮の痛みで目が覚めるほどです。弛んだ包皮の部分にリンパ液が溜まる事で腫れる症状だと後で知りました。

それでも2カ月程度装着していたら腫れる事も無くなり一応は24時間亀頭が露出した状態となりました。しかし器具を外した状態で居ると時々、亀頭に包皮が被ってしまい非常に厄介でした。陰毛を巻き込んで包皮が被るからです。結局そのような状況が続いたため、とうとう矯正する事をあきらめてしまいました。