サプリメント等による増大
サプリメントや勃起薬は勃起力の低下を防ぐことで勃起力の向上と維持に作用します。加齢と共に萎みがちだったペニスを若い頃の強い勃起力に近づける事でサイズを取り戻す、あるいは老化を防止する目的として最適です。
代表的なサプリメント
勃起力を高める代表表的なサプリメントは亜鉛やシトルリンが有名ですが。これらには体内で一酸化窒素を生み出す働きがあります。一酸化窒素は体内の血管を修復し血流の流れを良くします。加齢とともに動脈硬化により血管の弾力は失われ毛細血管も含めた血流が低下します。その大きな症状がＥＤです。１０代の頃はペニスが破裂しそうなほど強く勃起していたのが加齢とともに勃起力が弱まる傾向にあります。勃起力が弱まる事で若い頃と比較してペニスのサイズも縮む要因となります。同様に体内テストステロン値の低下によって性欲を含めた活力が弱まる事で消極的内向的な方向へ向かいがちになるようです。効果的なサプリメントでアンチエイジングを効果的に行いたいものです。規則的な運動も取り入れると最良です。
| シトルリン／アルギニン | 体内で一酸化窒素を生成する事で血管を拡張、血行を促進。ペニスの海綿体の血流も良くなり勃起力向上の改善に効果的とされています。シトルリンの１日当たりの摂取量として通常0.8g(800mg)とされていますが運動パフォーマンス向上や陰茎増大に効果的とされる量は3g/1日というデータがあります。 |
| サビート | ヒユ科(サトウダイコン、ほうれん草等)の根を抽出した成分。血管拡張を促す事で運動パフォーマンス改善や心血管疾患予防に効果的とされています。ED改善や陰茎増大にも効果的とされています。陰茎増大に有効なPRP療法(自己血小板を海綿体に注射)による治験では併用して１日にシトルリン3gとザビート1gの摂取が有効な成果を上げています。 |
| 亜鉛 | セックスミネラルと言われるほど男性の性機能に効果的な成分とされています。亜鉛の摂取によりテストステロン値の向上や精液の質改善、精液量増加に効果的な成分とされています。男性の摂取上限は40～45mg/1日。 |
| シラジット | 有効成分のフルボ酸が男性機能向上に作用。体内テストステロン値の上昇に効果的。治験によると200mg/1日を3カ月の摂取をしたところ精液量が約37％上昇。精子運動性や精液の質も向上。体内テストステロン値も約23％上昇。妊活サプリとしても注目。 |
| ビタミンＤ | 手軽なサプリメントによる補給のほか20分程度の日光浴でも体内テストステロン値が改善され男性機能向上に効果。ビタミンＤサプリメントによる摂取でも同様の効果が期待できます。 |
| その他 | 葉酸、マカ、トンカットアリ、クラチャイダムは血行促進やテストステロンの改善によって男性機能の向上に効果的とされています。 |
その他、食物として良いものは、タンパク質や硝酸塩が豊富なものがお勧めです。赤身肉、魚類、鶏肉、豆類、ナッツ、またトマトや赤ピーマン、赤キャベツ等の赤系統の野菜も有用で体内で一酸化窒素の生産を促進します。手軽な摂取方法としてプロテインもお勧めです。
ED薬
ED薬であるシルデナフィル(例：バイアグラ)、バルデナフィル(例：レビトラ)、タダラフィル(例：シアリス)によって勃起力を阻害する体内のPDE-5酵素を減らして勃起の補助や促進をします。服用後に性的な興奮が有った場合、通常よりも勃起力を高め維持します。また射精するまでの時間延長にも効果的とのデータもあります。経口服用な困難な持病がある場合は陰茎海綿体に直接自己注射するICI治療もあります。(薬機法に抵触するため、ここでの説明は略します)
良くないもの
最も良くないものとして「喫煙」です。喫煙は血管の柔軟性を維持する一酸化窒素の体内生産を妨げる事で動脈硬化の原因になります。有害な「一酸化炭素」「活性酸素」を体内に取り込む事で「血管収縮」「炎症」「動脈硬化」「血栓形成」の原因となります。血管が細く固くなる事でペニスを含め体全体の血管にとって最も有害となる代表の1つです。
一酸化窒素は血管を柔軟にして血管を若返らせます。一方、一酸化炭素は酸素を体内のヘモグロビンと結合できないようにする有害物質です。似ているワードですが全く違うものです。
飲酒については適量に限り有効です。適度な飲酒によって体に必要な「一酸化窒素」の生産が促進されます(適量例：ビール500cc、日本酒180cc、ワイン240cc)
