2025-1-20
パンツの中の不快感
私が最初に射精(精通)を経験したのは小学5年の終わり(11歳頃)でした。それは就寝中の射精(夢精)によるものでした。夢精を起こす時は、かわいい女の子が登場したり性的内容の夢が多かったように思います。夢の中で突然何かが込上げてきて我慢の限界に達した時、何とも言えない感覚とともに込上げ感は治まります。その夢の直後に目が覚める事もありました。決まってパンツの中は白くネバネバとしたもので濡れています。朝まで気付かない日はTシャツの裾や寝間着のズボンにまで精液が濡れていたり、暖かい日は乾いた精液でパンツがゴワゴワになっている事もありました。朝起きてから汚れた下着を交換するのがとても面倒だった事を今でも覚えています。また真夜中に夢精直後に目が覚めた時は眠い中、下着を交換する事が非常に面倒でした。
夜中に射精する症状は何なのか(ペニスから精液が出る事)が当時さっぱり分かりませんでした。しかし何故か心配はしませんでしたので親や友達にも相談することもありませんでした。私の場合、夢精は週1~10日に1度くらいの割合で起きていました。
マスターベーションを知る
中学2年の夏休み(13歳)に数人の友人での会話内でマスターベーションによる射精を知る事になります。性的な事を考えながらペニスを上下にしごき続けると経験した事の無い気持ち良さとともに尿道から精液が発射されるという内容でした。この時はまだマスターベーションという行為を全く知りませんでした。しかし、勃起している時にペニスを押さえ付けると何か気持ち良くなる事は経験していました。ただ連続して刺激する事はいなかったので射精に至る事が無かったようです。

この表は男子の平均的な精通開始の年齢です。10歳頃から精通開始年齢が上昇し13歳でピークに達しています。私が夢精を経験した11歳とマスターベーションを経験した13歳は、この表とほぼ一致していることから平均的だったようです。
当時の私が通っていた中学校では保健体育による性教育がありませんでした。高校1年でようやく保健体育の授業で男女の性器の仕組やマスターベーション、セックスや避妊、コンドームの使用方法などを習いました。ですがこのころの歳になればクラスの男女ほぼ全員が自己で学習済みですから性についての授業は遅れていると実感しました。あれから約40年経過した現在の性教育も「寝る子は起こすな」という傾向のようです。下の表は2021年、17~19歳の男女1000人アンケートではセックス経験が23.6%で、その中で初体験年齢が12~15歳の割合が計22.2%ある事から小学6年~中学でもセックス経験する割合が存在する事を示します。![]() |
中学2年の夏休み中、日中その話を聞いた私は興味津々でワクワクしていました。その夜さっそく実行してみる事にしました。亀頭に被っている包皮を剥いたり被せたりして上下にペニスをしごく通称皮オナニーによる刺激を行いました(当時は皮オナニーが仮性包茎の原因になる事など知る由もありません)。日中の会話で聞いたとおりに勃起したペニスをひたすら上下にしごきました。最初は何も感じなかったのですが数分が経過した頃、何か違う感覚が下半身に覚えました。太ももの付根辺りからペニスにかけて何かが込み上げてくる感覚です。それが徐々に強くなっていきました。それは夢精直後に目が覚めた時に記憶していた感覚と同じものだとすぐに直感しました。しかし今まで起きている時に味わった事は無なったため少し不安な気持ちにもなりました。それで躊躇して刺激を止めるとその何とも言えない感覚は収まります。しかし再びペニスをしごき始めるとまたその感覚が襲ってきました。段々と強くなるその感覚は、おしっこを漏らしそうな感覚にも似ていました。私は万が一、漏らして布団を汚したらいけないと心配になりました。そこで行為を一旦止めてトイレに向かいました。いつもとは逆に便座に前からまたがって再び勃起の治まらないペニスを上下にしごき続けました。すると先ほどと同じ感覚がまた迫ってきました。今度は汚す心配が無いのでそのままペニスを凝視しながらしごき続けました。そしてその独特の感覚が最高潮に達し我慢できなくなった瞬間、突然ペニスの先から少し白く濁った液体が勢いよくビュルーーッと出ました。それに続き今度は真っ白な液体がビュルッビュルッとペニスがけいれんするように短い間隔で数度に渡り噴出しました。その量がもの凄く多かった事を今でも記憶しています。出し終わってから少しの間、呆然と便器にまたがったままだった事を記憶にハッキリと今でも残っています。それが私の初めて行ったマスターベーションによる射精です。

射精で得られる何ともいえない感覚(快感)とペニスから勢いよく出る精液の興味深さ、そしてまだ夏休み中だった事もあって私はその翌日から宿題もほったらかしで毎日マスターベーションを日中や寝る前に行っていました。
毎日の日課になったマスターベーション
夏休み中の友人との会話によって覚えたマスターベーション。最初のうちは射精時に得られる独特の感覚だけだったのが、回数を重ねるごとに性的快感である事を徐々に実感するようになりました。そしてマスターベーションが毎日の日課となりました。学校から帰宅した直後に必ず部屋かトイレで1度は必ず射精していました。体調によってムラムラ感が治まらない時は射精後に休む間なく2度目も3度目の射精をするまで続けて行う事もありました。また、帰宅後に1度行ってから、2度目は入浴時にお風呂場で行ったり就寝前ベッドで行う事もありました。中学生当時ですので性欲が枯渇するような事はありませんでした。ただ、1度に続けて何度も射精すると3回目は水っぽい精液が若干出るだけで4回目にはもう射精する快感だけで精液はほぼ出なかった記憶があります。マスターベーションを覚えたての頃は射精する事だけが目的のような感じでただ終始ひたすらペニスをしごいていました。今思えば当時は射精する事だけが目的のような感じでただ終始ひたすらペニスをしごいていました。射精してもすぐに勃起して性欲が持続できたのも若さならではだと思います。
マスターベーションを知って解放された事
マスターベーションによる射精手段を知って解放された点がありました。それは夢精が全く起こらなくなった事です。夢精が無くなった事で真夜中に下着が濡れてその不快感で目が覚める事が無くなりパンツの交換から解放されてとても快適に就寝できるようになった事です。
こうして、中2(当時13歳)でマスターベーションの快感を知った私は30代前半まではセックスをした日でも毎日かかさずに行っていました(30代半ばに入ると性欲が減退、2~3日に1度に落ちつきました)。